【ニュースリリース】当社職員が児童発達支援分野で学術研究発表を行いました
2025.12.25
ウェルビー株式会社では、障害者福祉分野における支援の質向上を目的とした学術研究を、当社が培ってきた福祉分野における実践知を題材に社会貢献活動の一部として継続的に行っています。
2025年8月に開催された第84回日本教育学会 (会場:上智大学四谷キャンパス) において、当社職員の石田真夕が、森ノ宮医療大学 言語聴覚学科 (大阪市住之江区) の鮎澤俊平先生と共同研究を実施し、以下の研究成果を発表しました。
●発表情報
学会名 : 第84回 日本教育学会
研究題目:「生活モデルにおける児童発達支援の専門性再考察 ―〈タクト〉概念を手掛かりに―」
発表日 : 2025年8月23日(土)
発表形式: 自由研究発表 (共同研究)
発表者 : 鮎澤俊平 (森ノ宮医療大学)、石田真夕 (ウェルビー株式会社)
関連資料: 日本教育学会 第84回大会プログラム (別タブで外部サイトに移動します)
発表要旨 (別タブで外部サイトに移動します)
●研究概要
本研究は、タクト概念 (※1) を手掛かりに、保育士・児童指導員にとってのタクト(実践知)が如何なる場面でどのように現れるのかを参与観察及びインタビュー調査を通じて明らかにし、支援者の実践知を抽出し、従来の医学モデルではなく、生活モデルにおける児童発達支援の専門性の再構築を試みました。
その結果、児童発達支援場面におけるタクト豊かな関わりは、①子どもー大人の関係性を場面によってあえて変化させている中で生まれていること、②身振り・声の調子・表情を介して現れること、③支援者自身の感情を大切にしている時に現れてくること が明らかになりました。
今後も当社は、「すべての人が「希望」を持てる社会の実現に向けて」という理念のもと、障害福祉分野における知見の拡充を目指し、さまざまな学術的な研究および実践活動と支援を継続してまいります。
(※1) ラテン語(tactus)から派生し、「①接触、関係 ②(a)感情への作用、影響 (b)接触器官、触覚、感情 ③接触や関係をもつことができること」という意味がある。(鈴木2011:58)
本発表では、「他者と自己との間に横たわる目に見えない距離やその質、場の雰囲気や気分を読み取る能力」、「実践的知恵や判断」といった意味で参照した。